千葉県に拡がる透析医療と介護施設のネットワーク医療法人社団明生会【透析液】

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医療法人社団明生会は、透析医療・介護を通じて地域社会に貢献します

透析液は、ダイアライザーの中で血液と半透膜を介して接し、透析すなわち拡散をおこなう対象となる液のことです。浸透圧は血液と同等であり、各濃度は、各成分により異なります。


Na, Cl(ナトリウム、クロール)

Na除去.jpg体内に蓄積すると浮腫、高血圧、肺水腫、さらには心不全を引き起こすため除去しなければなりません。しかし、拡散を利用して低濃度にすると血圧低下や、頭痛をきたし易く透析が困難となる為、血液と同レベルの濃度になっています。Na, Clの除去の主な流れは、除水された水の中にNaClが1リットル中に約8g入っておりこれにより除去されます。

K(カリウム)

Kと心臓.jpg透析患者において、Kは最も注意しなければならない電解質です。高K血症は不整脈を伴い、ときには心停止を起こします。
低K血症でも体には影響が出るため、高K血症からの除去と、低K血症の予防の為に、中間で調節されています。

Ca(カルシウム)

VD3製剤モデル.jpg活性型ビタミンD(VD3)の不足により、腸管からのCa吸収が低下して低Ca血症になり副甲状腺ホルモン(PTH)が増加し骨からCaを溶け出させて補充しようとします。透析液は、低Ca血症防止の為に、高めになっています。しかし、長期透析患者において、副甲状腺機能亢進症で高Ca血症および高P血症に対しは、やや低い濃度(正常値と同等な濃度)で行うこともあります。

HCO3(重炭酸イオン)


腎不全では、腎臓からの滴定酸の排泄障害および近位尿細管での再吸収障害により、代謝性アシドーシスになります。そのために不足となり、補充およびアシドーシスの是正目的のため高くなっています。

ブドウ糖


体内のブトウ糖喪失を防ぎ、低血糖を予防するため正常値と同等な濃度100mg/dlになっています。また最近は、糖尿病の患者も多く高血糖の対応も含み、150mg/dlの製剤も有ります。

透析液と血液の濃度比較

透析駅と血液.jpg

抗凝固剤


血液は、体外に出ると凝固が始まります。体外循環の透析中に血液が凝固しないようにするための薬剤です。抗凝固剤として、通常のヘパリン(ヘパリンNa、ヘパリンCa)と低分子ヘパリン(フラグミン、リザルミン等)とメシル酸ナファモスタット(フサン、ナファタット)などがあります。
透析1回当りの投与量は、通常のヘパリンが3000~4000IU, 低分子ヘパリンが2000~3000IU, メシル酸ナファモスタットが100~150mgです。






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